肘が痛いときに有効な湿布
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痛みに対する治療法には、多くの方法がありますが、日本では湿布を用いることが昔から人気です。
これに対して西洋諸国などでは、湿布を用いて痛みの治療を行うことは、それほど盛んではありません。
この治療法が、日本において昔から人気で、選び続けられる理由には、いくつかの要因があります。
まず1つめは、機能性が高いということです。
例えば、痛みを軽減させるために、厚手のサポーターなどを用いると、機能性がかなり損なわれます。
しかし、この治療法を用いると、厚さがとても薄いために、機能性があまり損なわれないのです。
また、消炎鎮痛剤の作用も期待できるために、高い効果も期待できます。
すなわち、機能性が高いにも関わらず、効果も高いのです。
こうした人気のある湿布ですが、肘が痛いときにも有効です。
肘は、関節の動きが複雑であるために、そのぶん痛みを起こす確率も、高くなる傾向があります。
例えば、肘の内側には内側側副靭帯が存在しますが、この部位はよく損傷を起こします。
とくに内側側副靭帯損傷は、野球の投手に好発することが知られています。
野球の投球モーションは、肘の回旋運動が激しいために、この靭帯にストレスが働きやすいのです。
治療法としては、最終的に手術を選択することもありますが、その多くは保存療法です。
なかでも、投球を継続しながら保存療法を行うことは、珍しくありません。
そうした野球で肘が痛いケースでも、湿布は機能性と効果が高いので、よく使用されるのです。