物を持つと肘が痛い

物を持つと肘が痛い上腕骨外側上顆炎

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関節の疾患は多く存在しますが、疾患のある関節を動かすことで、痛みが増強することが多くなります。
しかし、中には疾患のある関節を動かすよりも、他の部位を動かすことで、増強することがあるのです。
そうした典型的な例が、物を持つと肘が痛いと訴える、上腕骨外側上顆炎になります。
上腕骨外側上顆炎は、肘関節の外側に位置する上腕骨外側上顆に、痛みが発生する疾患です。
この上腕骨外側上顆には、手関節や手指を伸展させるための、前腕伸筋群が付着する場所になります。
この前腕伸筋群が上腕骨外側上顆に付着するときには、腱組織に移行しています。
腱組織というのは、いわゆるスジと呼ばれまして、外見的には白い色をしています。
これに対して筋肉組織は、外見的には赤い色を帯びています。

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この筋肉が赤い色を帯びている原因は、実は血液の色なのです。
すなわち、筋肉組織には血液供給が豊富で、腱組織には血液供給が少ないことが特徴になります。
筋肉組織のように、血液供給が豊富であるということは、損傷を起こしたとしても早く回復します。
いっぽう腱組織のように、血液供給が少ないということは、損傷を起こすと回復が遅くなるのです。
そのため、いかに損傷の発生を予防するかが、腱組織にとっては大切なポイントになります。
また、物を持つと肘が痛いのですから、出来るだけ物を持たないことが、治すためには必要です。
しかし、物を持たないことが困難なケースも存在します。
そうした時には、手関節や手指を使わずに、肩や肘に掛けて持つと、負担を軽減することに繋がります。

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